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2017年12月28日木曜日

ギターをオーダーして完成するまでのまとめ。

僕がBill Delapにギターをオーダーしてから完成して手元に届くまでをまとめてみました。

ギターをフルオーダーしようと思っている助けになればと思います。

まずはFacebookにBill Delap氏のアカウントがあったので拙い英語力を駆使して雑な質問をぶつけました。

すると、後日Delap氏からFBにメッセージが来てメールアドレスを教えてくれます。
彼にメールを送るところからオーダーのやりとりがスタートです。

彼は過去にも日本人とやり取りしたことがあるから日本に発送することはもちろん可能だとまず安心させてくれます。
ただ消費税や関税をはじめとした税金は日本と違うから自分で調べてねとも注意があります。
過去ebayでギターを買ったときは後日振り込み用紙がきますのでそれをコンビニへ持っていくだけでOKです。

やりとり
・木材、構造について
→ネックは○○に指板が○○、ボディが○○だよ。
スプルーストップにするとジャズっぽい音にもなるよ。
・納品まで掛かる日数
→15ヶ月(実際は66か月でした…)
・もらったサンプルの写真によくわからないスイッチがついてたけどこれはなに?
→トーンをバイパス(≒トーンをプリセット)できるスイッチ
・ハムバッカーはコイルタップできる?
→出来るよ。でもタップした音は良くないよ。お勧めしない。
・コイルタップスイッチはトーンノブのプッシュプッシュ型にできる?
→出来るけど良いプッシュププル型のトーンポットにはいまのところ出会った事が無いから別にスイッチをつけた方が良いよ。
・フレットはステンレスフレット選べる?
→選べるけど弦がフレットにあたる音が僕は好きじゃない。けど要望があればできるよ。費用はプラスされるよ。
・ギターシンセピックアップは内蔵できる?
→出来るよ。どんな感じか写真も送るよ。ちなみにAMの赤いギターは外付けにしてる。
外付けだともう使わなくなったときに傷を残さずはずせるよ。

支払いについては振り込みでもPaypalでも可能した。
手付金で定価の50%木工が終わったら25%、塗装が終わったら残りを支払う形になります。
手付金を払ったら作業を始めてくれます。

彼の工房は人がいない上に結構なバックオーダーを抱えています。
ですのでかなり待つ忍耐力は必要です。ちなみに最初のメールの時点で15カ月くれと僕は言われました。でも実際は66カ月かかりました。

また、オーダーしたいギターはどんなのか決めやすいようにサンプルの写真を送ってくれます。
僕はAlex Machacekの使用しているJ-Rockerというモデルを選択し、さらにGKピックアップを内蔵することを依頼しました。
その際、GKピックアップを入れる場合はボディ内部スペースがその分余分に使われるのですこしだけボディを大きくしたいと先方から打診がありました。
個人的にはボディが大きいのはよろしくはないのですが、最終的には納得できる形でOKを出しました。

モデルが決まったら木材の選択です。
メイプルトップ&バックに真ん中をアルダーとしたサンドイッチ構造となっています。

指板はエボニーです。いい感じの木材がその時にあったそうで勧められたのでエボニーにしました。
ちなみにAlex Machacekのものはローズウッドです。
フレットもAlex Machacekと同じくJim Dunlopの#6000です。

おおよそのやり取りを終えたらしばらく待つ時間です。

2週間後位に切り出される前の木目を綺麗に処理した木材の写真をもらいます。
2ヶ月後に切り出して杢出しをしたボディトップ&バックの写真、
半年後にアルダー部分が組まれ、箱状になったボディの写真
30カ月後にキャビティがルーティングされた画像が送られてきました。
(24か月かけてそれかよ…と正直思いました。)

英語でのやりとりも自前の知識と翻訳ツールがあれば割と何とかなります。
不安な方はだれか英語が得意な友人を捕まえておくとよいかもしれません。

ちなみに基本価格は$6,750でした。

個人工房の怖いところでビルが忙しくなってしまった時に長い間音信不通になりました。

暫くしたら再び連絡はありましたが既に結構なお金を払っていることもありかなりドキドキしていた期間があります。
実際完成するまで約6年かかってますし。。。

最初の支払いの時点では円高がえらいことになっていたので45万-48万円位で手に入る予定でしたが政権が変わって円がある程度もとにもどってきたので結局60万位になりました。
SuhrとかJames Tylerの新品を正規代理店で買うくらいと考えるとフルオーダーな分まだ安いかなあ。

UPSで発送されたとメールがきて一安心。
うーん美しいギターだ。



注意点は消費税。
配達の時に配達員さんに払うことになります。
日本での使用なので日本の消費税です。(多分)
高額だったから家にある現金が結構危なかったです。

ざっくりとした形状といいますかおおよその要素はCarvin/KiezelのAllan Holdsworthモデルのようなものですが操作感が全然違います。
フレットワークの丁寧さ、ネックの形状、タッチすべてが別格。

2017年11月27日月曜日

幸せの丘ありあんす【山梨県甲府市】

宗教チックなんだけど宗教法人ではない「株式会社宗家日本印相協会」が運営する施設
幸せの丘ありあんすにいってきました。



門構えはこんな感じ。象牙がモチーフになっています。
印鑑の会社ですしね。

そして建物。すごく立派。
厳かな音楽も流れてますのでやっぱり宗教的なアレに思えてしまいます。


ヘリポートまであります。個々にヘリコプターで来る人いるのかな。


そして入り口。団体は自動ドアなのに、個人客は手動ドア。

行ってみてわかったのですが
案外団体客はいます。
シニアの方に人気の施設なのかもしれません。


























施設に入ってすぐのところにはマンモスが展示されています。
でかいし立派。一説によると東京でマンション買えるくらいのお金がこいつにかかっているそうです。


















中には象牙の彫刻が展示されていたり、パワーストーンが売っていたりとなかなか楽しい場所。
原元監督や麻生太郎元総理等ビッグネームがたくさんここの印鑑を使っているようです。

印鑑の鑑定をしてくれるそうなのですが、この日は予約しなくてはいけないようで無理でした。

さらにシベリア凍土から発掘されたマンモスの牙に触れます。

そして圧巻がこれ。
この行列、ラピスラズリの石を触る行列です。
触ったら幸せになるとのこと。
奥の菩薩像も半端じゃなくでかいです。
女神ルリエ像というらしいです。菩薩ではないのか。


東京からのアクセスもいいのでなかなか良い場所です。

〒400-1501 山梨県甲府市上曽根町4011−2

2017年11月14日火曜日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり 観てきた

 

スティーブンキングの名作ITのリメイクを見てきました。
どうでもいいけどサブタイトルの「“それ”が見えたら、終わり」って最高にダサい。

なんも調べずに見に行ったのですが、これはオリジナルの前半部分をリメイクしたんですね。

オリジナルではあまり可愛くなかったジョージとベバリーが可愛くなってました。

逆にペニーワイズは洗練されすぎてちょっと怖さが薄れた気がします。
(六本木のtohoシネマズで見たのですが外国の方々には怖かったようでペニーワイズが出るたびに騒いでしました。)

あと主人公グループのスタンドバイミーっぽさ。

偽のジョージとビルとの再会にはすこし涙が出ました。
知らない間にいい話風になっています。

まあまあ良かった。

後編作る空気ですが、オリジナルも前半は間違いなく名作なのですが後編での失速がありました。
単体の映画にしたらどうなってしまうのだろうか。。。

 

2017年9月21日木曜日

Gretchen Parlatoを最高のバンドで観れた。幸せだった。

ブルーノートにグレッチェンパーラト観に行きました。
マークジュリアナとアランハンプトンがいるバンドの時点で最高すぎる。

メンバー的にはピアノだけ違うけど↓の動画が近い編成。



上の動画が2013年とかそこらなのですが4年の時を経てグレッチェンの存在感とマークジュリアナのレンジの広さがものすごいことになっていました。

一曲目のWithin meのイントロが始まった瞬間にセンシティブでレンジが広くてしかもハッピーな空気が会場を覆い尽くしてこの時点で泣きそうになりました。


マークの機材はJazz qualtetで来日した時と多分同じで、アランハンプトンはウッドベースに加えてテレキャスターを使っていました。

アランハンプトンの歌も本当に素晴らしい。

言語化できないほどに素晴らしかったです。
今年はもうこれ以上のライブは観られないような気がします。

2017年9月18日月曜日

PE'Zの門田"JAW"晃介さんがやっているバンドBARBを見てきた。

ヤセイコレクティブのリズム隊ということでずっと気になっていたバンドBARBを見てきた。


ベースの中西さんはこの日は意外にスタインバーガーでものすごくエフェクターとの相性がいい感じで良い音でした。
松下マサナオさんと中西道彦さんのリズム隊はガッドとウィルリーじゃないですけどなにか魔法が起きるんじゃないかと期待させてくれる最高の組み合わせの一つかと思います。



2時間ちかくの長いステージで大満足のライブでした。
鍵盤の宮川純さんは初見でしたが半端じゃなかった。
↓この人ですけど最高でした。

元PE'Zの門田"JAW"晃介だからそんな曲かなあと思っていたら全然違うんですよね。
MVも少ないのであんまり分かりやすく説明ができないのですがもっと今風でポップなんだけどいい具合に難しいと言いますか。

またライブやるので見てない人は見に行くべきかと思いました。

2017年9月16日土曜日

Roland×Strandbergのギター超よさそう



ことしはRolandが頑張っている感じ。

Bill Delapオーダーしてなかったらこれ買ってたなあ。
そもそもいつ完成するんでしょうねDelapギター。

Billさんホールズワースの件とかでものすごくモチベーションダウンしてるんですよね。


https://www.boss.info/jp/products/v-bdn/
Boden J standardにGR-3つけただけかと思っていましたがV-guitarの一部を本体に幾つか内臓しているっぽい
Strandbergはピッチがいいからギターシンセとの相性も良さそう。




2017年9月14日木曜日

久々にスティック折れた

ピエール中野さんのモデルかVic-Firthのボレロをよく使いますが、前者の方が折れました。

このスティックはおよそ半年くらい(スタジオでの使用は8時間/月くらい)使っていますがいい感じに手に馴染んでいたので残念。

個人的には多少太くて長くないスティックが好きなのでこのモデルは最高です。
塗装が薄いおかげかしかも軽い。

僕が使っている限りでは木目に沿って折れることが多いです。

2017年8月30日水曜日

Nate Smithのクリニック/Ludwigの新商品発表会に行ってきた。

国立音楽院で行われたNate Smithのドラムクリニックに行ってきました。
Ludwigの輸入代理店である野中貿易による運営ですが、Ludwig主導でNate Smithをデモンストレーターとしてラディックの新製品発表会をするという趣旨に感じました。
コマーシャライズされたクリニックですがデモがよくて新商品の発表も素晴らしかった。



構成は2部に分かれていて最初にLudwigの新商品発表と休憩を挟んだ後半にネイトによるクリニックでした。

前半ではLudwigのヘッドクオーターから1名説明のために来日していてスネア4種類と
ドラムセット3シリーズの説明が行われました。

スネアは8インチの新しいステンレススチールのシェルのものと深胴シリーズが3つ。

・Heirloom Stainless Steel Snare Drum



シェルはステンレスで、ラグはインペリアルラグですがセンタービーツがないのでフラットな背面のLM-400とかとは違うものが付いています。
説明によると余計な倍音が少なく、ドライで芯のあるサウンドで音量はラウドだが
音量もコントロールしやすいとのこと。深さは5.5と7がラインナップしています。

並行輸入だったらAmazonで売っていました。



・Hammered Bronze Phonic Snare Drum
すでにラインナップされているハンマードブロンズの深胴版。
深いしスナッピーの反応とか悪いんでしょうと思っていたらそんなことはなかったです。
今回ラインナップされているラディックの8インチ胴シリーズはどれも素晴らしい。
(値段以外。。。)
ブロンズっていいですね。太くてダークでいいサウンドでした。ネイトが叩いたからというのもあるとは思いますが。





・Copper Phonic Snare Drum
いまだにコパーとブロンズの違いがわかっていませんがこちらはコパーです。
ヤマハのコパーとか最高に好きですがこちらもすごく好きな木と金属の中間のようなサウンド。ローピッチにしてもハイピッチにしても美味しい感じ、すごくほしい。



・Black Beauty
最後に紹介されたのはみんな大好きブラックビューティーの8インチ版。
こちらは本当に素晴らしかった。会場でお見かけしたプロドラマーの方もTwitterでほしいとつぶやいていました。
ビスタライト45周年ということで新色を2モデル紹介して
中級者向けのEvolution MapleとBreak Beatsの新色の紹介。

Evolution Mapleはネイトがデモをしてくれたのですがそこにセットされていた巷で話題の
アクロフォニックが本当に欲しくなった。

上記のモデルをパワーポイントのスライドを交えて野中貿易の社員さんが頑張って通訳して紹介して第一部を終了。

第二部はいよいよネイトのクリニックということで会場の熱気も湧いてきましたが一点だけ苦言をいうとすれば英語の話せるラディックエンドーサーの人を第二部では通訳に据えていましたが通訳が下手すぎました。
Q&Aがすこし残念なことになっていたように思います。

今回のクリニックではネイトがマイナスワンもなにもないドラムソロ曲を数曲披露してくれたのですが本当に音楽的で素晴らしかったです。
メトリックモジュレーションとか変拍子とかやっていることはすごく数学的なのですがすごくファンキーでパワーがあってただただ驚嘆しました。
Youtubeに張り付いて見ていた部分を生でみれて幾つか答え合わせできたのも収穫。
彼の手首とフィンガーの使いかたはパクれるだけパクりたいです。

今度はライブで見たいです。






2017年7月25日火曜日

Lage LundがWestvilleを弾いていた模様
















渋谷ウォーキンさんのFBより引用


僕も大好きなラーゲルンドですが、今回はいつものStefan Schottmuellerだけではなく
渋谷Walkin'プロデュースのWestvilleも使っていた模様。

サウンドは気になりますがきっといつもの"Lage Lund"って感じの音なんだろうとは思います。
SS-15使ってたときとES-350T使ってたときの音にそこまで大きな違いを感じませんでしたし。
でもStefan SchottmuellerのThe Semiを使っていたときはちょっとだけセミアコ感あったな。
CD音源で聴いただけだけど。

2017年7月23日日曜日

Yasei Collectiveのツアーファイナル観てきた


新代田FeverにYasei Collectiveのツアーファイナルを観に行きました。
この日出演のWONKとMONO NO AWAREは初めて見ました。



Sold outだったみたいです。

OAのMONO NO AWAREはギターポップな感じな編成なのですが不思議な感じの楽曲で面白かったです。
若いのもあるのかもしれませんが勢いもあって好印象。

玉置 周啓さん(Gt, Vo)のボーカルは味があって良いし、加藤 成順さん(Gt)はただうまいだけではないポスト浮雲さんになれる可能性を感じますし、竹田 綾子さん(Ba)は紅一点ですがパワーがありますし 、柳澤 豊さん(Dr)は曲をすごくドライブさせますしすごくいいバンドだと思います。
フジロックにも出るみたいですしこれから要注目です。




WONKはちょっと前から界隈でブイブイ言わせていましたが初見。
ソウル系なのですがむちゃくちゃかっこいい。

グルーブがタイトでよくライブでやるなという感じのバンド。
江﨑文武さん(Key)の鍵盤が70s感を作っていて荒田洸さん(Dr)はChris DaveとRichard Spavenを足して割ったようなスタイル、井上幹さん(Ba)のサウンドはただただ太くて、長塚健斗さん(Vo)の声は最高にかっこいい。


そしてこの日の主役のヤセイ。
円熟味を帯びてきている感があります。

中西道彦さん(Ba)が当然のように鍵盤のシンセベースとエレキベースを同時に弾いているのには笑いそうになりました。
別所和洋さん(Key)は鍵盤はあんなにかっこいいのにMCはグダグダで面白い。
そういえば別所さんの機材がローズとProphetのみとかなりシンプルになっていました。
確かにRadiotoothくらいしかローズ以外の鍵盤の音使ってなさそうなのでそれで十分なのですかね。
そのRadiotoothはピアノの音の部分をローズで演奏していました。
斎藤拓郎さん(Gt)は相変わらず本当にギターなのか?というサウンドともはや声を超えた表現力のボコーダーでワンアンドオンリー感を一歩進めた感じ。
松下マサナオさんは若手の尖ったドラマーからドラムヒーローになった感強いです。
Meinlのプロトタイプっぽいシンバルが良かったです。特に20インチの方。
ワンマンが10月に決まったみたいです。
ぜひ行きたいなあ。



2017年7月22日土曜日

井上銘さんの新譜は意外にフュージョンだった

CRCK/LCKS以外ではジャズをやっている姿しか見たことがなかったので結構意外な方向性。

ちょっと80sっぽい瞬間があったりウェインクランツ入ってる瞬間があったりかなりかっこいい。



僕の中の彼の像ってこんな感じなんですよ。
メセニーっぽい曲をマルティーノみたいに弾いたりカートっぽく弾いたりのジャズの超優等生な感じ。
クリーンサウンドでイケメンがいい感じに格好よく弾く感じだと思ってたから本当に以外。
超いい。



正直この路線だとあんまり興味が湧かなかったけどこの新譜の感じはかなりgoodな感じだと思います。

Adam Rogersがストラト弾いてファンクロックみたいなのやってるときとちょっと通じるかっこよさ。
すごくソリッドでファンキーでジャジーでかっこいい。
井上さんはカートとの共演以来化けた感じあります。
ギターヒーロー感出てきた。


MAY INOUE STEREO CHAMP のメンバーは以下の通り。
井上銘gt、類家心平tp、 渡辺ショータkey、 山本連b、 福森康ds

トランペットの類家さんは菊地成孔ダブ・セクステットだったり自身のバンドをやっていたりヤセイコレクティブのアルバムにゲスト参加してたり活動の幅の広い方。
彼のサウンドはすごく音楽的で好きです。

他の方も聞いたことはないですが若手で界隈をブイブイ言わせている方々で勢いのあるバンドです。

ライブ見たいなあ。


2017年7月20日木曜日

小田朋美さんというボーカル/鍵盤プレイヤーがすごい

最近のお気に入りでずっと聴いているCRCK/LCKSのメンバーでもある小田朋美さんのソロアルバムを買ったのですが超いい。

もうひとつ新しいグッバイブルーというアルバムもあったのですがAmazonにはダウンロード版しかなかったので、ファーストアルバムのシャーマン狩りのみ購入しました。

一曲目のperfumeカバーからノックアウトされましたが
宮沢賢治や谷川俊太郎の詩に曲をつけたりとユニークな内容が多いです。

Perfumeのカバー↓

 


テクニカルを通り越して自由でポップですごくいいですこの方。

菊地成孔さんが、このアルバムでは共同プロデューサーとして参加しているのですが、楽曲には一切タッチせず、アートワークや選曲、アルバムタイトルなどをプロデュースしたみたいです。
ジャケットも確かにかっこいい。

ピアニストとしてもかなり豪腕、歌も超いいということで
きっと比較されることも多いであろう
矢野顕子さんとも違うし、コトリンゴさんとも違うオリジナリティー。

アマゾンでは何故かジャズ・ヴォーカルで売られていますが、ポップスだと思います。
芸大なんですよね、彼女。
一昔前はどこを向いても洗足でしたが今は芸大なんですかね。
もっといろんな人が聞くべきアーティストだと思います。


2017年7月17日月曜日

ジョージAロメロ監督が亡くなってしまった。

ホラー映画の第一人者であるロメロ監督が亡くなってしまいました。
彼がNight of the Living Deadを作らなければいまのゾンビ映画はなかったと思います。

Wikipediaによるとロメロは父親はキューバ系、母親はリトアニア系の両親を持つニューヨーク出身の方のようです。
幼少期から映画は好きだったようですがフランケンシュタイン(1931年)や魔人ドラキュラ(1931年)が後の彼の作品に影響を与えたみたいです。
1931年というと今ではかなり古い作品ですが彼は1940年生まれなので彼にとっても十分古典作品だったと思います。

彼を語るには1978年のDawn of deadは外せないと思いますが、今位置のすべてのゾンビ映画はこの映画のクオリティとアイデアを超えることきっとできないとは思います。

古い日本版のトレイラーが見つかりましたがサスペリアのヒットで名前が日本で売れていた共同出資者のダリオアルジェントの方を出してたんだなあとか色々勉強になりました。




木曜洋画劇場で放送された際の前口上がYoutubeにありますがただのホラーではなく、サスペンスとして、アクションとしても扱っているところが良いと思います。
この映画の肝は絶望的な状況でも闘い続けるところにあるんじゃないかなあとも思います。
サスペリア版ゾンビという表現も面白いですね。


彼の処女作となった1968年のNight of Livingdeadは商業的にはヒットしていませんが
後にカルト的な人気を博すこととなりましたし、以降のゾンビ映画のプロトタイプともなったと思います。
あとNight of Livingdeadは黒人が主人公というところも時代を考えるとかなりチャレンジだったのではないかと思います。
DVDで全作品集でもでたら真っ先に買おうかなと思います。


2017年7月16日日曜日

今一番見たい映画、「Brigsby Bear」


プロットを見てこれは見るしかないと思った映画が発見されました。
タイトルは「Brigsby Bear」、日本の公開が決まっていないので邦題はまだですがそのままブリグズビーベアーですかね。

海外の映画データベースのIMBdに書いてあるおおよそのあらすじはこんな感じ。

Brigsby Bear Adventures is a children's TV show produced for an audience of one: James. When the show abruptly ends, James's life changes forever, and he sets out to finish the story himself.

ブリグズビーベアーはジェームスのためだけに作られた子供向けのテレビ番組。
ある日突然番組が終了すると、ジェームスの人生は変わってしまった。そして彼は自分自身の手で番組を終わらせるために歩き出す。

とのことですが全く意味がわかりませんね。

Wikiによるとこんな感じ。
赤ん坊のころ病院から誘拐され、ずっと地下シェルターに監禁されてた男の話。 地下の監禁生活で唯一観せられたのがブリグズビーベアーという幼児向け番組。 25年後に救助され、外の世界に触れるうちに実はブリグズビーベアーは誘拐犯の作り上げた架空の番組だったことが判明。 混乱の末、ブリグズビーベアーの映画版制作に乗り出す。

すこしだけわかったけどやっぱりわからない。

そしてトレイラーはこれ。


絵作りと音楽が好きだからもし、中身がアレだったとしてもそこまで後悔しないと思うのです。

ルームみたいな監禁されている間に失った常識とか世の中の歩き方を取り戻そうとする話って好きなんですよね。

あとSWのルークで有名なマークハミル出てます。

追記:
見たので感想アップしました。

Brigsby Bear感想



2017年7月15日土曜日

Gotchさんのソロが良い



個人的にバンドやっている人のソロって好きです。

バンド(アジカン)でやっていることとは違うことをやろうとか、自分のルーツをもっとむき出しにしようとかいろいろなものが音に出てきて本当に素晴らしいですこの動画。

ビートルズだったりニールヤングだったり、BECKだったりそんな人たちのサウンドに影響を受けつつ自分のサウンドとしてアウトプットしているように僕には聞こえます。

バンドは以下のとおり。
Gotch & The Good New Times are
Gotch - Vocals, Guitar, Synthesizer, Gong
Yosuke Inoue (Turntable Films/Subtle Control) - Guitar, Lap steel Guitar, Banjo, Synthesizer, Noise
Ryo Sato - Guitar
Takuma Togawa - Bass
Ryosuke Shimomura (the chef cooks me) - Piano, Organ, Synthesizers, Melodica, Glockenspiel, Mellotron Backing Vocals
YeYe - Backing Vocals
mabanua - Drums, Percussion

mabanuaさん以外特に存じあげない方々ですが所謂スタジオミュージシャンじゃなくて自分の音楽を持っている方々の集まりみたいです。
ただうまいだけじゃないのもいろいろなバックグラウンドが見えつつもサウンドしているのも腑に落ちます。

特筆すべきはギターの井上陽介さん。
ノイズをコントロールしてポストロックみたいなサウンドに引き込んだり、スティールギターで70s感を出したり音楽に景色があって本当に格好いい。

しかしこのライブでの後藤さんはすごくリラックスしているように見えます。
生でみたいなあこの人たち。





2017年7月13日木曜日

キラーインサイドミー見た。



前知識なしで見たので快楽殺人者の話かと思ってましたけど全然違いました。
どちらがいいとは言いませんがこちらも随分とタチが悪い人の感じ。

自己保身のために人を次々と殺すのですが、嘘をごまかすために嘘を重ねるちょっとダメなやつの上位互換といいますかとにかく主人公のルーはクズ。

主人公のルー演じるケイシーアフレックが癖があって淡々と話すせいか展開も抑揚が少なく、嫌いな人は嫌いなんじゃないかなこれ。

淡々としている中でシームレスに女性に暴力を振るうシーンとか本当に怖い。
なにが怖いって彼みたいなバレなきゃOK的な発想は誰にでもあると思うのですよ。
もしかしたら自分もそうじゃないか的な。

コマーシャライズな映画と違ってはっきり言わないところが多くて僕も正しく理解できていないかもしれませんがとにかく気分がわるくなる映画でした。

2017年7月10日月曜日

ATVのエレドラ、aDrumがよさげ



音源だけ売っていたaDrumがついにエレドラのハード出すみたいですね。
見た目もわるくない。


エレドラっていうより見た目ふつうにドラムですね。
RolandのTDシリーズとかYAMAHAのみたいにエレドラですって見た目じゃないのが良い。

30万くらいだといいなあ。
NAMMで発表された時はこんなパッケージ。
【セット構成(予定)】
音源:aD5
バスドラム:18"x12"
スネアドラム:13"x5.5"
ラックタム:10"x6.5"
フロアタム:13"x12"
ハイハットシンバル:14"
クラッシュシンバル:14"
ライドシンバル:16"
ハードウェア:スネアスタンド、
シンバル/タムスタンド、シンバルスタンド、
aD5マウント、チューニングキー

試奏動画をみるとますます欲しくなる。


エレドラって所詮練習用の楽器だと思うんですよ。
ならばどこまで気持ち良く触れるのを作れるかというのが一番の肝ではないでしょうか?

2017年7月9日日曜日

イマドキのアイドルは曲が難しい。sora tob sakana

バンドメンバーがガチなやつ。
よくこの子達歌っておどれるなあ。曲が難しい。

ポストロックとかエレクトロニカをベースとした曲でバキバキのキメもあるし変拍子もある。
アイドル業界には疎いのですがBABY METALとか所謂アイドルソングではないものが増えているような気がしますがそれでもわかりやすく難しく早弾きだったり、ハードなリフだったり目立つ難しさだったと思います。
そんな中で根本的にビートが難しいというのは珍しいような気がします。

作曲をしているのは、残響レコード所属のバンド「ハイスイノナサ」の照井順政さんという方。
この人は自分が得意で好きで面白いと思ったものをローティーンに歌わせているのだと思うのですが、やってることはPerfumeをやっている中田ヤスタカさん的だなと思ってみたり。(音楽性は全然違いますけど。。。)

バンドメンバーは以下の感じ。
僕の大好きなヤセイコレクティブのリズム隊二人とCRCK/LCKSの小西さんがいるだけでわくわくする。

Guitar 照井順政(ハイスイノナサ・siraph・sora tob sakana音楽プロデューサー)
Drum 松下マサナオ(Yasei Collective)
Bass 中西道彦(Yasei Collective)
Percussion 佐藤香(ハイスイノナサ・ex Aureole)
Keyboard 森谷 一貴(ハイスイノナサ)
Guitar オータケコーハン(from LAGITAGIDA, sajjanu, あらかじめ決められた恋人たちへ) Keyboard 小西遼(CRCK/LCKS)


2017年7月7日金曜日

Allan holdsworthモデル、KieselとCarvin何が違うの?

ちょっと前までアラン・ホールズワースモデルのCarvinの方持っていましたが、多分アンプ部門とギター部門で別れたためブランド名が変わったKieselギター。

アランホールズワースモデルの仕様がほんのすこしだけ違うのが気になる所。
ポジションマークがちがったり。なにかちがうんでしょうかね?

変えてほしかったところでいうとブリッジ。
ぶっちゃけたところJ-customのは最悪です。
僕が使った個体はアームダウンしたらチューニングが狂いまくりました。
音は個体差レベルしかないとは思いますが。

値段を考えると音は本当に素晴らしいギターだと思います。
335系でコンパクトでいい感じのギターをお探しならおすすめ。
アームを使うのは勧めないけど。


2017年7月6日木曜日

CRCK/LCKSの新譜が良い。

7月4日に発売したCRCK/LCKS(クラックラックス)の新譜「Lighter」が本当にいいのですよ。

楽曲について解説は特にするつもりはないのですが、むちゃくちゃうまい人がいい感じにポップスをやった感じ。

個人的に大好きな一曲目。
前作における「Goodbye Girl」の一曲目からがっちり掴んでくるというよりはもう少しソフトですがそれでもキャッチーでポップで難解で素晴らしい。




これもライブで見て最高だった。


このバンドは絶対生で見るべきバンド。

またライブ見たいなー。




2017年7月4日火曜日

Luge Lund来日するみたい

とても好きなギタリスト、ラーゲルンドが来日します。

ピアノとデュオですが残念ながら今回は行けず。

youtubeにもアップしてるこのデュオです。
ラーゲはデビューからどんどん進化していってとてもやっていることを理解できる気がしません。
しかも指板の使い方の可能性もどんどん開拓しているので本当に尊敬。
ギターなんてできて100年以上経つ楽器のなかから今でも全く新しいことを発見できるのが異常。
でも同年代のジャズギタリストの中では珍しく歪ませない人。
そのあたりオーセンティックなのしか受け付けません、みたいな人にもとっつきやすいとは思います。
やってること難しすぎるけど。

もってくるギターはまたSchottmüllerギターですかね。

2017年6月29日木曜日

SuhrからScott Henderson Modelがまた出るみたい

https://www.suhr.com/instruments/classic/scott-henderson-signature/

しばらくHPから消えたスコヘンモデルですがまたリリースされるみたいです。
3495ドルだから日本に入ってきて40万強ですかね?
昔白にべっ甲柄のピックガードのスコヘンモデル持ってましたがネックがなかなか太くて指板がフラットでよかったです。
感触はアラホモデルみたいな感じといいますか。

スペックのコピペ。白は出ないんですね。結構使っていたのに。

treet Price:$3,495
SKU:Fiesta Orange
01-SIG0001

Seafoam Green
01-SIG0002
BODY
Body Shape:Classic
Body Finish:Gloss
Body Wood:Lightweight Alder
Pickguard:Parchment 3-Ply
NECK
Neck Wood:Roasted Maple
Neck Finish:Satin
Fingerboard Wood:Indian Rosewood
Neck Back Shape:D Shape .800"-.880"
Fingerboard Radius:16"
Frets:Jumbo Nickel (.057"x.110")
Nut:1.650" Tusq
Headstock:Laser Engraved Scott Henderson Signature
ELECTRONICS
Bridge Pickup:ML Standard (not hot) - Aged Green
Middle Pickup:ML Standard - Aged Green
Neck Pickup:ML Standard - Aged Green
SSCII:Equipped
Custom Wiring:No treble bleed circuit
HARDWARE
Tuning Machines:Suhr Locking
Bridge:Modified Fender® Six Screw Bridge (includes custom made steel block and shortened steel tremolo arm)
Color:Chrome
Tremolo Cavity Cover:No Cavity Cover
No Screw Holes
Knobs:Aged Green
SETUP
Tremolo Range:Tremolo is set to pull up a major third on the G string and approximately push down one octave on the A string. Wood is removed inside the tremolo cavity to allow for increased range.

オリジナリティで言えばブリッジとアームですかね。
カスタマイズされたフェンダーブリッジと短いアーム。

フェンダーのブリッジは音がいいんですよね。
Mas Hinoさんもよく採用していますし。

アームもアラホっぽく短くしているの使い勝手が良さそうです。

あとはスパーゼルがオリジナルのペグになったくらいかな特筆するとこは。

2017年6月28日水曜日

Jose jamesってなんでNate SmithとRichard Spaven使い分けてるんだろうか

Jose JamesはNate SmithとRichard Spaven使い分けてますが明らかにちがう二人を起用するところに面白みを感じます。
だいたい大きくくくれば同じようなカテゴリに入る人を起用するじゃないですか普通は。
ギターですが例えば、Mike MorenoとGlad Hekselmanとか。
彼らは彼らで全然違いますが近い音は出そうとするといいますか。

とにかくNate SmithとRichard Spavenは出音から自分のままというか。

比較するなら同じ曲ということでVanguardで比較してみるとやっぱり全然違うんですよね。
Nateは黒人だからというわけもあるかとは思いますがとにかくアーシーで黒い。
ライドもZildjianです!って感じ。かといって元の音源のクリスデイブを再現しようとしてはいない感じ。
対するRichardはスマートでMeinlということもあるとは思いますがシンバルはサスティーンが短くてドライな音。打ち込みみたいなサウンドといっていいのかはわからないのですがスネアの音もきれいに整理された感じ。


どういう基準で使い分けている(スケジュールが理由な気もしますが。。。)かなんかインタビューないかなあ。