Ludwigの輸入代理店である野中貿易による運営ですが、Ludwig主導でNate Smithをデモンストレーターとしてラディックの新製品発表会をするという趣旨に感じました。
コマーシャライズされたクリニックですがデモがよくて新商品の発表も素晴らしかった。
構成は2部に分かれていて最初にLudwigの新商品発表と休憩を挟んだ後半にネイトによるクリニックでした。
前半ではLudwigのヘッドクオーターから1名説明のために来日していてスネア4種類と
ドラムセット3シリーズの説明が行われました。
スネアは8インチの新しいステンレススチールのシェルのものと深胴シリーズが3つ。
・Heirloom Stainless Steel Snare Drum
シェルはステンレスで、ラグはインペリアルラグですがセンタービーツがないのでフラットな背面のLM-400とかとは違うものが付いています。
説明によると余計な倍音が少なく、ドライで芯のあるサウンドで音量はラウドだが
音量もコントロールしやすいとのこと。深さは5.5と7がラインナップしています。
並行輸入だったらAmazonで売っていました。
・Hammered Bronze Phonic Snare Drum
すでにラインナップされているハンマードブロンズの深胴版。
深いしスナッピーの反応とか悪いんでしょうと思っていたらそんなことはなかったです。
今回ラインナップされているラディックの8インチ胴シリーズはどれも素晴らしい。
(値段以外。。。)
ブロンズっていいですね。太くてダークでいいサウンドでした。ネイトが叩いたからというのもあるとは思いますが。
・Copper Phonic Snare Drum
いまだにコパーとブロンズの違いがわかっていませんがこちらはコパーです。
ヤマハのコパーとか最高に好きですがこちらもすごく好きな木と金属の中間のようなサウンド。ローピッチにしてもハイピッチにしても美味しい感じ、すごくほしい。
・Black Beauty
最後に紹介されたのはみんな大好きブラックビューティーの8インチ版。
こちらは本当に素晴らしかった。会場でお見かけしたプロドラマーの方もTwitterでほしいとつぶやいていました。
ビスタライト45周年ということで新色を2モデル紹介して
中級者向けのEvolution MapleとBreak Beatsの新色の紹介。
Evolution Mapleはネイトがデモをしてくれたのですがそこにセットされていた巷で話題の
アクロフォニックが本当に欲しくなった。
上記のモデルをパワーポイントのスライドを交えて野中貿易の社員さんが頑張って通訳して紹介して第一部を終了。
第二部はいよいよネイトのクリニックということで会場の熱気も湧いてきましたが一点だけ苦言をいうとすれば英語の話せるラディックエンドーサーの人を第二部では通訳に据えていましたが通訳が下手すぎました。
Q&Aがすこし残念なことになっていたように思います。
今回のクリニックではネイトがマイナスワンもなにもないドラムソロ曲を数曲披露してくれたのですが本当に音楽的で素晴らしかったです。
メトリックモジュレーションとか変拍子とかやっていることはすごく数学的なのですがすごくファンキーでパワーがあってただただ驚嘆しました。
Youtubeに張り付いて見ていた部分を生でみれて幾つか答え合わせできたのも収穫。
彼の手首とフィンガーの使いかたはパクれるだけパクりたいです。
今度はライブで見たいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿