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2016年12月26日月曜日

この世界の片隅にを観てきた



インターネットの台頭と個人の情報発信がなされる今、良いものは干せないんだなあという例かなと思います。
単館系の映画上映の際にスポットが流れてたから上映のかなり前からなんでか存在は知ってたなあ。


先日、コトリンゴさんのライブを見て、サントラを買ったのをきっかけに見に行ったのですが期待を上回る出来でした。

ストーリーは原作を読むか見るなりしてほしいので僕の感想だけ。
ドラマチックな物をドラマチックに描かず、でもちょっとした仕掛けで劇的に魅せる演出の妙をすごく感じました。
ストーリーの中で大きな山はいくつかあるのですがぱっと見全部あっさり差し込んでくるんですよね。
変に道徳くさかったり説教じみてたりすることが多いので戦争物は好きじゃないのですがこれはそうじゃなかったとこが気に入りました。

今年は邦画は、シンゴジラ、怒り、君の名は、この世界の片隅にを観てますが全部良い。

あ、世界から猫が消えたならも観たか。
あれも川村元気さんか。川村さんすごく忙しいんだろうな。




2016年12月16日金曜日

今年を振り返って音楽部門

今年もたくさんライブ見ましたしCDも買ったので今年を振り返ってみると今年はドラマーがよかった。

ピーターアースキン、ブライアンブレイド、スティーブガッドのレジェンドみたいな人たちをみれてマークジュリアナから始まってダンワイス、ベニーグレブ、ルイスコールの比較的若手のすごい人たちも見れた。

その中でも今年のベストライブはMark Guiliana Jazz Qualtet。
年の頭から最高のを見られました。マークがすごいのはもちろんピアノのシャイマエストロが本当にかっこよかった。ポストアーロンパークスの最右翼ですかねこの人は。アーロンパークスも十分若いけど。

テクニカルとかそういこことじゃないんですよね。最近の音楽は。
去年観たNir Felderとか顕著なんですけど弾こうと思えばフュージョン系の人がドン引きするくらいのプレイができるけれども曲に必要がないプレイはしない。テクニックは楽曲のためにあってテクニックのための楽曲はないっていうのをすごく感じるんですよね。
とはいえ皆さんさらっととんでもないことをしているのですが。

あと最近コトリンゴを初めて生で観たのですが声の透明感とピアノのグルーブがものすごくてライブの一曲目から感動して泣きそうになりました。年のせいか涙腺が緩いのかもしれないです。
この映画のサントラ買っちゃいました。



今年買ったCDの中ではYasei Collective、ZAFEEDO、BARB、石若駿、MUSIC FROM  MARS、コトリンゴ(映画サントラ)、TAM TAMがヘビーローテーションしています。
今年初めて知ったという点ではTAM TAMは大発見ですごくかっこいい。

2016年12月7日水曜日

Meinlって素晴らしい

最近もっぱらシンバルはマイネルです。

使っているのは全部Byzanceで20"Jazz Tradition Light Rideと15"Extra dry Hi hat medium thinと22"Vintage Pure Light Rideの三枚。
あとは18か20のビンテージな音の出る奴がほしいなあ。

個人的に気に入っているのは Vintage Pure Light Rideでまあまあうすいのにピング音は抜けるしクラッシュしでもいい感じ。

Jazz Tradition Light RideはJazz Tradition Rideと中間のキャラクターだったら最強だったなあ。
前者は音が暴れるしカップが全然鳴らないんだけどクラッシュしたらびっくりするくらい最高だし。
後者は音がおとなしくてカップがいい感じな代わりにクラッシュしたら少しゴワーンって感じが気になる。

Jazz Tradition Light Rideにいまはガムテープでちょっとミュートしてシズル垂らしているのですがいい塩梅にに落ち着いてます。
シズル短くするかリベット打つかしようかな。

2016年12月5日月曜日

Steve Gadd Band観た。ガッドもランドウも本当にすごい。

Steve Gadd Bandをブルーノート東京で観てきました。
実質ジェームステイラーバンドなんですよね、このバンド。

以下http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/steve-gadd/より引用。

完全無欠で唯一無二の音色・テクニック・グルーヴ。“ドラムを叩くために生まれてきた男”、スティーヴ・ガッドが、最新アルバム『WAY BACK HOME』を携え自身のバンドで再び降臨する。'70年代からカテゴリーを超えて活動し、“スタッフ”、“ガッド・ギャング”等を経て、'95年から2015年にかけてはエリック・クラプトンのツアー・バンドでも演奏。“スティーヴ・ガッド・バンド”はマイケル・ランドウ、ジミー・ジョンソンらジェームス・テイラー・バンドの同僚と結成したユニット。新キーボード奏者に名手ケヴィン・ヘイズを迎えてからは、初めての来日となる。レジェンド・ドラマーの技のすべてを、手の届くような距離で体感したい。


鍵盤のケヴィンへイズって初めて観ましたがブルースもうまいしナイスなキーボディストでした。
ピアノとローズのみでシンセはなし。



ベースのジミージョンソンはアランホールズワースのバンドでしか見たことなかったのですがガッドバンドでも抜群にベースとして機能していました。
曲のボトムを支えたり、展開させたりと素晴らしかったです。

ガッドは新しいレコーディングカスタムにスチールのガッドモデルのスネア。
やっぱりガッドは最強でした。
フロアタムをドンってたたくだけで音楽的な人は他にいないと思う。キックのダイナミクスもすごいし。 スネアも歌っているようだったし、シンバルの音も良かった。
ガッドのドラムは当たり前かもしれないけどすごく曲をドライブさせてた。



ランドウは最近YouTubeでよくみるクリーム色の2ハムのストラトだったけどトーンが無茶苦茶よかった。 最近使ってなさげだったVooDoo-1が復活してたな。 ディストーションとクリーントーンの境目が全くなくてシームレスにトーンが変わってく感じすごいなあ。 ダイナミクスの広さといいもう歌ってるみたいなギターだった。

前は歪み物は全部バッテリー駆動させてたような気がするけど今回はマクソンのみ電池。
ほかはペダルパワーでの駆動だったけどデジタル物用とアナログ物用でペダルパワーは二台使用。





アンプはホットロッドデヴィル。ちょっと前にでたランドウモデルかな?


メンバー全員最強のバンドなのでぜひいける方は言ったほうがいいと思います。

2016年11月29日火曜日

「動くな、死ね、よみがえれ」を見た

ロシアの映画ですが独特の空気感と音楽が好きな感じでした。

シーンがどこか退廃的な空気感だったりして全てのシーンが好き。


唐突な最後も気持ちい感じ。

暗い感じがいいよなあと思います。

最近の映画はというと老害感マックスですが説明しすぎだと思うんですよね。
説明しすぎると映画に没頭できないといいますか。

2016年11月28日月曜日

Jojo Mayer率いるNerve見てきた。

なんやかんやで僕がドラムを始めるきっかけとなったドラマーのジョジョメイヤーを観に行ってきました。

ここ最近はずっとコットンクラブで7~8,000円だったので今回の月見ルでの4,000は破格。





機材についてはメーカーからSonorのSQ借りてました。

20BD/14FT/8TTと14SDがSQ2、メインスネアはEarth。
今回ステージの広さの兼ね合いがあったのかもしれませんがシンバル少なかったです。
全部Sabianで13Fierce hats/10Fierce hats/16?と13?のスタックシンバル/8Chopper/22HHX omniかな。
今回面白かったのはドラムエフェクトシートを多用していたところ。
メイン、サブスネアとフロアに使ってました。



ジョンはエフェクト周りもジャズベもたぶん昨年と変わりなく。

ジェイコブはモーグが何か知らない奴と差し替わっていました。
プロフェットはそのまま。

ぶっちゃけいうと今回は全然良くなかったです。
たぶんツアー続きで疲れてたのですかね。

フィルインがばちっときまってなかったり、スティック落としまくってたりとジョジョがボロボロな感じですごく意外でした。
ほかのミスは目をつぶれるとしてもアンコールのGlitterのイントロのやり直しは本人も凹んだだろうなあ。

でも超人は超人でした。
今度は完ぺきなコンディションでみたいです。
こっちが渡米するしかないですかね。

2016年11月19日土曜日

Wayne Krantz見た

今更の更新になりますが10月末にウェインクランツ見てきました。


ウェインクランツを見るのは3回目ですがベースを弾いているネイトウッドとドラムのザックダンジガーははじめてみました。

ウェインクランツはジェームスタイラーからSuhrのクラシックのジェフベックみたいな白いやつになっていました。
The Ringers等でのマイケルランドウとの共演の影響でしょうか?
ウェインクランツもほかのギタリストに影響を受けることあるんだなあと少し意外に思いました。
ただ、アームを使ったプレイそのものは誰風ではなくウェインクランツそのもの。唯一無二でした。
すべての曲で自分でカウント、イントロを出していてアイコンタクトとか口パク?でキューを出したりと終始曲をリード、展開させていたのが印象的。







ザックは借りているスネアの調子が悪いのかずっとチューニングしていてときどきネイトに目で助けを求めているのが面白かったです。
プレイはキースカーロックやマークジュリアナの源流を感じました。



ネイトはティムを意識してなのかもともとそんなプレイスタイルなのか知りませんがツボを抑えて曲に厚みを増すようなプレイでエフェクターの使い方もイマな感じで良かったです。
ディレイとオクターバーをうまく使えるベーシストは好きです。



次はアリホーニグあたりの共演でウェインクランツをみたいですね。


2016年11月7日月曜日

UFOふれあい館【福島県福島市】

今回はUFOについて学びに千貫森(せんがんもり)公園へやってきました。

いきなり素敵な笑顔で宇宙人が迎えてくれます。


建物はこんな感じ。

ここは400円で見学できる上、風呂にまで入れる素敵な場所です。
入り口には有名人のサインがいくつかと沢山のUFOに関する書籍がならんでいます。
サンドイッチマンとかボビーオロゴンとかメジャーどころのサインがあったのですが番組かなにかで取材に入ったのでしょうか?





UFOについての歴史のパネルがあったりUFOの模型が合ったりなかなかのクオリティ。
そう、ここは公営です。

CIAの極秘文書もあります。



顔出しパネルがあったり


昔のビートルズみたいな髪型の宇宙人がいたりとなかなか興味をそそります。


極めつけは3D映像。
なかなかお金が掛かってるんだなこれが。
内容はなんで千貫森でUFOが沢山目撃されているのか?それは磁場が強くこの山がUFOにとってパラボラアンテナの役割を果たすからですとかトンデモ説明が沢山。


やはり一番おかしいのはこれ。
なにをもって最も信頼できる写真なのかわかりませんが最も信頼できるそうです。
どうみても上からUFOの部分貼付けてありますが。


 







ところどころに段ボール細工があります。
クオリティは高いのですが別になくてもいいだろうと思います。


二階に上がるとなぜか風呂に入れます。
風呂に入った後は休憩ができてその部屋の名前が銀河だったりと宇宙にちなんでいます。



物産展で買ったTシャツ。



外に出ると千貫森の山みたいになっているとこに上れます。
途中途中で頂上までの距離を宇宙人の石像が教えてくれます。
よく見たらお前放射線量書いてあるじゃねえか。


ここにも。


UFO道というみたい。たぶん遊歩道と掛けてるんだと思う。。。

すごく面白いですよここ。
ただ周りにほかに観光地がないのが玉に瑕。

途中ところどころで除染作業をしていてなんか考えさせられたなあ。


-追記-
三年ぶりに行ってみましたらちょっとだけ変わっていました。

サインが増えていたり

















顔ハメパネルに

最初から顔がはまっていたり







福島県福島市飯野町青木小手神森1−299



大きな地図で見る

2016年10月24日月曜日

犬吠埼マリンパーク【千葉県銚子市】

銚子の方にある水族館。
入り口からただの水族館ではないことがうかがえます。


入り口に恐竜のオブジェがあって、
中に入ったとこにある受付にも恐竜。


きっと恐竜がらみの展示が本当はやりたかったんだと思います。

でかい魚はあんまりいない代わり?にアマゾンの魚がいたり


へんな顔のがいたりと結構個性をだそうとがんばっているようにも思えます。


あとはクジラの生殖器があったりします。

中にも恐竜。

屋上の展望台にも恐竜。

やっぱり恐竜が好きみたいです。
ちなみにイルカショーもあるのですが席選びをミスるとビショビショになるくらいイルカががんばります。


たまにペンギンが歩いてたりと規模が小さいながらも頑張って工夫している感じが好感度高いです。

展示内容も手作り感あふれていてちいさい子どもとか連れてきてもいいかもです。
ちょっと前に流行ったチンアナゴもいますし。




今回は納車されたばかりのDトラで初のツーリングでしたが取り回しが楽でとくに山道はR6より全然こっちの方がいいです。

燃費もすごくて40km/l近くで走れるみたいです。ただ高速巡航はきついですね。


〒288-0012 千葉県銚子市犬吠埼 犬吠埼9575-1

2016年10月17日月曜日

バイク納車されました

YZF-R6から維持費と体が辛いということで人生初のモタードへ買い替えを敢行しました。
D-Tracker X Final EditionというモデルですがDトラはもうディスコンみたいですね。
いいバイクらしいので残念です。

D-Trackerは新車価格にしていままで乗っていたR6の1/3、馬力は1/5です。
パワー感はR6になれちゃったので驚くほどないのですが低速ではそこそこ面白そう。
でもR6の感覚でギアチェンジしてたらエンスト祭りになりそうです。
R6一速で100km/hくらいまで引っ張れたというのもありますし、割りと非力なのこいつがならし運転中ということで全然回せないですし。

とはいえいままでありがとうR6、これからよろしくDトラ。

2016年10月12日水曜日

そういえばバイク買い換えました。

乗りたくて乗りたくて仕方なかったYZF-R6に満足してしまったのか最近のっていて体力的にしんどいということで乗り換えを敢行しました。

家庭もあるのでR6で飛ばしすぎて死んでしまうのもあれですし。

Ninja⇒R6とフルカウルばかりだったのでたまには違うのにしたい。
しかももっと乗りやすくてま地の利に強いやつでみたいなので考えていたらモタードいいんじゃないかと思いまして検討を開始しました。そして維持費的に250で。

検討対象はXT250、WR250X、D-TRACKER X、CRF250M。

いろいろ検討するにあたってCRFは真っ先に除外。
事故を起こして死にかけたCBR250と同じエンジンはなんか縁起が悪いような気がしまして。

次にWRを除外。単純に予算オーバー。スペックは素敵だったんですけどね。

残ったXTとDトラですが高速走ることもあるだろうしある最低限のパワーはほしいよなあということでDトラに決めました。
ヤマハ党としては最後まで悩みました。

Dトラはディスコンみたいでファイナルエディションというのにしました。
カワサキなのに青い。

↓この方と同じやつ。とてもかっこいい。


早く納車しないかなあ。

2016年10月11日火曜日

価格帯別ストラトのコストパフォーマンスについて考える

フェンダージャパンが親会社が変わっちゃったせいかなにかフィーリングが少し変わってしまったので(個人的には悪くなった。)10万以下の低価格帯のパワーバランスが変わってくるのではないかなとは思いましたが安ギターで音まで考えるのうまい人くらいだからあまり変わらないというかやっぱりヘッドにフェンダーって書いてあるのが強いのかなと思いました。

試奏した感想的には価格帯別のコストパフォーマンスのよいのを考えるとこんな感じかな。

~10万   :バッカスの日本製
10万~15万:momoseの中古
15万~20万:Fender Eric Johnson Modelの中古
20万~30万:Suhrの中古

それ以上は完全に好み。
この価格帯の中でも別のメーカーにもたくさんいいのあるしこれがベストともいいきれませんが。

ニアフェルダーなんてフェンダーメキシコだからねメインギターが。

ストラトじゃないけど僕のオーダーしたギターはいつ完成するのでしょうか?

2016年10月3日月曜日

コロニア

実話みたいなフィクションかフィクションみたいなノンフィクションが好きな僕としてはこれは面白いに違いないと思った映画「コロニア」結構おもしろかったです。





すごく端的にいうとつかまった恋人を助け出す話なんだけどラスト周辺が特にドキドキするのですがトレイラーよりもっと政治色の強い話。

トレイラーだとエマワトソンがぶんなぐられているシーンを強調していますが走ってるシーンの方が良いです。
一生懸命感があって。

ラストシーンはさすがに無理があるだろって感じですがそこにたどり着くまでのストレスからの解放で割と脚本の無理やりさも十分に許容できる気持ち良さがあります。

70年代のチリって本当に大変だったみたいですね。
ユーロスペースで公開されるチリの闘いもたしかその辺のチリのドキュメンタリーでしたし。

2016年9月28日水曜日

Kurt Rosenwinkelとツインギター

最近Tim Motzerというギタリストとツインギター編成で良くやっているカートですが個人的にはすごく新しいなあとは思います。

ギターのデュオって結構ありますが。
Timはギターシンセのサウンドも使っているので厳密にはギターぽくないところはありますが音域的な部分でツインギター+ドラムのトリオに可能性を感じました。

トリオでも伴奏に和音があるとサウンドが広がる感じというか例えばジェフバーリンとかガンガン和音突っ込んできますがベースの和音って結構濁るんですよね。

和音を自由に弾けるパートがギターのほかにもう一人といえばオルガントリオですがそれとも違います。
オルガントリオはオルガンが結局ベースの音域をカバーしてますからね。

下に隙間があるともっと自由になれるのかなあと思ってみたり。


2016年9月27日火曜日

君の名は。、シンゴジラで感じた映画プロモーションについて

最近の映画の2大ヒットと言えばこの二つでここ最近でいえば洋画の大作と比較しても比較にならないくらいヒットしていますが個人的に二つに3つの共通点を感じました。

・ネタバレしない
トレイラーはほとんど映画の内容をネタバレしない。
いい意味でトレイラーと違うものが映画館では見ることができます。

・街が壊れる
結構大規模に街が破壊されるシーンがあります。

・舞台設定が現代
どちらの映画も地元の人が知ってる場所が出てきます。

自分の知っている街が非現実的に破壊されるところに気持ち良さがあるんですかね。
あとこの二つの映画ここ最近の映画の中だと信じられないくらいテンポいいんですよね。
冗長な説明もないし。

視聴者は作り手よりはるかに物わかりがいいってことに気づいたんですかね。


2016年8月29日月曜日

流行のシンゴジラ観てきた

最近話題のシンゴジラいまさら見てきました。

トレイラーを見る限り制作者はあまりネタばれしてほしくなさそうなのでネタばれのない感想をば。




この映画は災害の象徴としてのゴジラでその中には恋愛要素もないし、ホームドラマもない。
きっとその辺に映画の価値を見出す人にはつまらないと思う。

ちょっと違うかもしれないけどこれが好きな人といまいちだった人の違いってジョージルーカス時代のスターウォーズが好きな人と新しいスターウォーズが好きな人の違いだと思う。

あと庵野監督はやっぱりオタクだと思う。
いい意味で。

延々と会議しているのも責任が降りかかってくる瞬間に慎重になるのもブラックジョーク的で面白いしこだわっているところのこだわりようが執拗でああ、この人はこれが好きなんだなあと思うところがたくさんあった。それが庵野監督の作品への熱意とか愛情なのかもしれない。

映画はエンターテインメントであると同時にアートであり自己主張なのだからスポンサーや視聴者を気にするより前に俺はこれが作りたいんだぜ、っていうのが見えてくるものが好きです。

僕がB級映画が好きなのってきっとそこだし、この映画の好きな部分もそこでした。

ごちゃごちゃいいましたが「かっこいい部分がかっこいい、だからいい映画。」でいいのかも。

2016年8月13日土曜日

ロング・トレイル!



シニア2人が3000kmのロングトレイルに挑む話。

アメリカの広さに何よりも驚いたかもしれない。
3000km歩くと日本を縦断しちゃうからね。
これだけの距離を歩く道があるのか。
ノリとしては徒歩で日本縦断みたいな感じなのかな。

ダフトパンクを謳い続ける女の子を撒くところとか熊がでるとことか一つ一つのシーンにユーモアがあっていいです。

何事も始めることに遅いことはないし到着点じゃなくてその過程が大切。
というテーマも伝わってくるのですがオチがちょっと弱いかも。

2016年8月12日金曜日

Benny Grebクリニック

かねてから見たかったMeinl主催のベニーグレブのクリニックに行ってきました。 

マイネル社とキョーリツが相当頑張ったみたいです。
聞いた話だと日本を代表する某ドラマーのドラムクリニックでいところ100~150人規模らしいのですがこのクリニックは異例の規模で、約350人だったそう。

オープニングアクトでは松下マサナオさんが演奏。
宣言通り、彼がテイスティだと思うことを詰め込んだようなソロでした。
24'のリベットを打ってあるカスタムされたBig Apple Dark Rideの音が本当に良かったです。

↓この曲をクリックなしでやってたのは狂気でした。

松下マサナオさんの機材は以下の通り。
12'ローピッチのスネアのベン!って音も良かったなあ。


Cymbals
15' Extra dry dual hi-hat(customized)
16' Jazz thin crash(top)/18'Vintage trash crash
24' Big apple dark ride(customized)

Drum kit
Bonney drum japan
20*13 BD
16*13.5
12*8  SD(low pitch)
10*4  SD(hi pitch)

Main Snare
Riddim
13*6.35

ベニーグレブは音がでかいけどうるさくなくて気持ちよくてすごくナチュラルで最高のサウンドでした。
初めてジョジョメイヤー見たときに通じるのですがこいつマジかよ?みたいな感想しか出てきませんでした笑


演目
1. Next Question
2. 未発表曲(来年発売予定のGrebfruit 2収録予定)
3. drum solo Q&A
4. Grebfruit


Q&Aで印象的だったのが、最初に質問された方への回答。この質問についてはベニーグレブもいい質問だって褒めてました。
Q.「どうやったらそんなにリラックスして演奏できるのですか」

A.
 1,フィジカル面でリラックスする方法は美味しいものを食べて、良く寝て、運動すること。
脱力についてもお話されてました。 最小限のモーションで最大限のサウンドを出せることが効果的で理想的だと。 
スティックは振り上げるものではなくショットスピードを出すことが大事。
ジェフハミルトンを例に出してました。
2,メンタル面でリラックスする方法は与えられた環境の中でベストを尽くそうとすることとベストを尽くすための準備を怠らないこと。
ベニーグレブも音楽をナメてかかったことがあったそうでヒドい演奏をして、本当にナーバスになったそうです。
ただ、そのことについて今回与えられた環境ではあれがベストだったんだ、と思うようになってからは、とても精神的にリラックスするようになったそうです。

Cymbals

8'GenerationX Electro Stack (top) /8' Classics Bell (bottom)
14' Byzance Sand hats (top/bottom)/14' GenerationX Trash Hat (under the hats)
18' Byzance Sand Thin Crash (top)/14” GenerationX Trash Hat(bottom)
8' Prototype hats(used 4 cymbals!)
20' Byzance Sand Ride
18” Byzance Trash Crash (used as Xhat)
22” Sand crash ride


Drum kit and snare drum
Sonor
Vintage series 20*14 BD
10*8 TT
16*14 FD
13×5.75 SD 2台 Benny Greb



今度は彼のバンドMoving Partsを連れてきてほしいですね。