そういえばシンゴジラのDVDを買いました。
映画館のスクリーンみたいにある程度画質が損なわれてしまうフォーマットなら気にならなかったのですが、やっぱりCGがやや甘いなあと思いました。
とはいえそういう映画じゃないのは明白で、個人的にはゴジラはあくまで舞台装置で人々が団結していく過程を描いているのではないかと思ってみています。
ちょっと叩かれていましたけど石原さとみさんの演技はあれはあれで良いと思っていましてお固い中に高橋一生さんや市川実日子さんのこんなやついないだろうという人物を使ってフィクション感を出すのに必要な人物だと思っています。
この映画何がいいって矢口蘭堂(長谷川博己さん)という主人公はいるのですがスーパーヒーローじゃないんですよね。
周りに助けてもらうところのほうが多いと思いますし。
実際の政治家でいえば小泉進次郎さんでしょうか?
彼の講演を聞いたことがありますが実際のところはわかりませんが夢とポリシーを持っていて周りにいたらきっと巻き込まれてしまうようなパワーを持った人でした。
やっぱり男は巻き込み力だなとサラリーマンをやっていてしみじみと思います。
シンゴジラはストーリーのプロットの仕方がポップじゃないんですよね。
最初に何が起きたかわからない、ゴジラの存在を知っているはずの視聴者も見たことないものが出てきてストーリーに一気に引き込まれる。
登場人物と一緒にゴジラを解明していくの3段階。
だいたいの映画はこの映画はラブストーリーでこいつとこいつがくっつきますってある種の宣言があるじゃないですか。
普通に考えて怪獣モノと思ったら災害モノ、もしくは政治モノとは思わないじゃないですか。
庵野監督はウルトラマンファンとして有名ですが特撮にこだわりというかオナニーが見え透いて素晴らしかったです。
個人的には映画は監督のエゴが出てナンボだと思っています。
続編が~とか言われていますが続編なんてでてきたら興ざめなのでこのまま終わりでいいと思います。
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