はてなブックマーク

このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2016年9月27日火曜日

君の名は。、シンゴジラで感じた映画プロモーションについて

最近の映画の2大ヒットと言えばこの二つでここ最近でいえば洋画の大作と比較しても比較にならないくらいヒットしていますが個人的に二つに3つの共通点を感じました。

・ネタバレしない
トレイラーはほとんど映画の内容をネタバレしない。
いい意味でトレイラーと違うものが映画館では見ることができます。

・街が壊れる
結構大規模に街が破壊されるシーンがあります。

・舞台設定が現代
どちらの映画も地元の人が知ってる場所が出てきます。

自分の知っている街が非現実的に破壊されるところに気持ち良さがあるんですかね。
あとこの二つの映画ここ最近の映画の中だと信じられないくらいテンポいいんですよね。
冗長な説明もないし。

視聴者は作り手よりはるかに物わかりがいいってことに気づいたんですかね。


2016年8月29日月曜日

流行のシンゴジラ観てきた

最近話題のシンゴジラいまさら見てきました。

トレイラーを見る限り制作者はあまりネタばれしてほしくなさそうなのでネタばれのない感想をば。




この映画は災害の象徴としてのゴジラでその中には恋愛要素もないし、ホームドラマもない。
きっとその辺に映画の価値を見出す人にはつまらないと思う。

ちょっと違うかもしれないけどこれが好きな人といまいちだった人の違いってジョージルーカス時代のスターウォーズが好きな人と新しいスターウォーズが好きな人の違いだと思う。

あと庵野監督はやっぱりオタクだと思う。
いい意味で。

延々と会議しているのも責任が降りかかってくる瞬間に慎重になるのもブラックジョーク的で面白いしこだわっているところのこだわりようが執拗でああ、この人はこれが好きなんだなあと思うところがたくさんあった。それが庵野監督の作品への熱意とか愛情なのかもしれない。

映画はエンターテインメントであると同時にアートであり自己主張なのだからスポンサーや視聴者を気にするより前に俺はこれが作りたいんだぜ、っていうのが見えてくるものが好きです。

僕がB級映画が好きなのってきっとそこだし、この映画の好きな部分もそこでした。

ごちゃごちゃいいましたが「かっこいい部分がかっこいい、だからいい映画。」でいいのかも。

2016年8月13日土曜日

ロング・トレイル!



シニア2人が3000kmのロングトレイルに挑む話。

アメリカの広さに何よりも驚いたかもしれない。
3000km歩くと日本を縦断しちゃうからね。
これだけの距離を歩く道があるのか。
ノリとしては徒歩で日本縦断みたいな感じなのかな。

ダフトパンクを謳い続ける女の子を撒くところとか熊がでるとことか一つ一つのシーンにユーモアがあっていいです。

何事も始めることに遅いことはないし到着点じゃなくてその過程が大切。
というテーマも伝わってくるのですがオチがちょっと弱いかも。

2016年8月12日金曜日

Benny Grebクリニック

かねてから見たかったMeinl主催のベニーグレブのクリニックに行ってきました。 

マイネル社とキョーリツが相当頑張ったみたいです。
聞いた話だと日本を代表する某ドラマーのドラムクリニックでいところ100~150人規模らしいのですがこのクリニックは異例の規模で、約350人だったそう。

オープニングアクトでは松下マサナオさんが演奏。
宣言通り、彼がテイスティだと思うことを詰め込んだようなソロでした。
24'のリベットを打ってあるカスタムされたBig Apple Dark Rideの音が本当に良かったです。

↓この曲をクリックなしでやってたのは狂気でした。

松下マサナオさんの機材は以下の通り。
12'ローピッチのスネアのベン!って音も良かったなあ。


Cymbals
15' Extra dry dual hi-hat(customized)
16' Jazz thin crash(top)/18'Vintage trash crash
24' Big apple dark ride(customized)

Drum kit
Bonney drum japan
20*13 BD
16*13.5
12*8  SD(low pitch)
10*4  SD(hi pitch)

Main Snare
Riddim
13*6.35

ベニーグレブは音がでかいけどうるさくなくて気持ちよくてすごくナチュラルで最高のサウンドでした。
初めてジョジョメイヤー見たときに通じるのですがこいつマジかよ?みたいな感想しか出てきませんでした笑


演目
1. Next Question
2. 未発表曲(来年発売予定のGrebfruit 2収録予定)
3. drum solo Q&A
4. Grebfruit


Q&Aで印象的だったのが、最初に質問された方への回答。この質問についてはベニーグレブもいい質問だって褒めてました。
Q.「どうやったらそんなにリラックスして演奏できるのですか」

A.
 1,フィジカル面でリラックスする方法は美味しいものを食べて、良く寝て、運動すること。
脱力についてもお話されてました。 最小限のモーションで最大限のサウンドを出せることが効果的で理想的だと。 
スティックは振り上げるものではなくショットスピードを出すことが大事。
ジェフハミルトンを例に出してました。
2,メンタル面でリラックスする方法は与えられた環境の中でベストを尽くそうとすることとベストを尽くすための準備を怠らないこと。
ベニーグレブも音楽をナメてかかったことがあったそうでヒドい演奏をして、本当にナーバスになったそうです。
ただ、そのことについて今回与えられた環境ではあれがベストだったんだ、と思うようになってからは、とても精神的にリラックスするようになったそうです。

Cymbals

8'GenerationX Electro Stack (top) /8' Classics Bell (bottom)
14' Byzance Sand hats (top/bottom)/14' GenerationX Trash Hat (under the hats)
18' Byzance Sand Thin Crash (top)/14” GenerationX Trash Hat(bottom)
8' Prototype hats(used 4 cymbals!)
20' Byzance Sand Ride
18” Byzance Trash Crash (used as Xhat)
22” Sand crash ride


Drum kit and snare drum
Sonor
Vintage series 20*14 BD
10*8 TT
16*14 FD
13×5.75 SD 2台 Benny Greb



今度は彼のバンドMoving Partsを連れてきてほしいですね。

2016年8月10日水曜日

Knowerは最強だった。

ずっと気になっていたドラマー、Louis Coleと女性ボーカルのGenevieve ArtadiのデュオKnowerを奇跡的に日本で見ることが出来ました。

Knowerとの対バンで気合いが入っていたのかその前の出番のヤセイコレクティブの演奏も相当良かったです。

肝心のKnowerの演奏ですが本当にルイスはあんまりドラムをたたかない。
でもたまに火を吹いたようにドラムをたたくところに妙なカッコ良さを感じました。
そのたまにたたくドラムもキレッキレでネイトウッドとキースカーロックを足して2で割った感じ。

ショーの内容としては彼らのホームパーティでバカ騒ぎしているような空気感で面白いです。

ステージでは常に自分たちに向けてプロジェクターで映像を流していましたがあれ眩しくないのかな?


政治的風刺色の強いTHE GOVT. KNOWSがやたらと盛り上がっていました。

ルイスが本気でドラムに専念しているところを見てみたいです。

2016年6月14日火曜日

ハニベ巌窟院【石川県小松市】

親子二代で作り上げたといわれる珍スポット「ハニベ巌窟院」。

珍めぐりをしているときに良く起きる現象ですがナビがちゃんと案内してくれません。



昭和26年に開かれたそうで、60年以上の歴史があったりします。手作り感のある仏像は、先代の都賀田勇馬さんと息子・都賀田伯馬氏の親子二代で作りあげたものとのこと。

入口にそびえたつ大仏のトンマナがややカンボジアっぽい(妻談)です。
予算と時間があればこれを全身作り上げようとしているそうですがかれこれ20年以上変わっていないようです。

ちなみにただの不思議な空間ではなく水子供養もしています。

仏教ぽいトーンではあるのですがエロティックなインド彫刻から現代芸術のような彫刻、そして地獄めぐりと若干浅野祥雲氏を彷彿とさせるセメント彫刻群が広がります。




罪の中でも「不敬罪・最大の罪」というのだけ説明が少なく良く分からない。



他はなにか風刺画のような皮肉だったり教訓だったりを感じます。

割とメジャーなスポットであるからか結構人がいます。

〒923-0065 石川県小松市立明寺町イ−1

2016年6月6日月曜日

佐村河内氏のドキュメンタリー映画「FAKE」見た

完全にネタで見るつもりだったのですがちょっと前に世間を賑わせた佐村河内氏を森達也氏が追ったドキュメンタリー映画「FAKE」がなかなか深くて考えさせられるものでした。
http://www.fakemovie.jp

後半には見る前には想像もしなかったシーンがあったし奥様との関係が素晴らしかったしと全体的に「良い映画」なのではないでしょうか。

佐村河内氏は猫を飼っているようでなかなかその猫も役者でよかった。


この映画は佐村河内氏の側の視点でみんなが笑ってたのは新垣さんの側の視点で世の中に真実なんてないのかなあとは思った。

どこか抜けていてユーモアのある佐村河内氏の人柄が見えてくると同時に森監督の愉快犯感が伝わってくる映画だった。

森監督が石を投げ込んで起きた波はどのくらいまで広がっていくのかなあ。