命を賭けた戦いだった。
普通のサクセスストーリーが嫌いな僕としては超好きな映画。
最近は度を越したスパルタはいないけどきっとサイコパスにボロボロにされて耐え抜かないとたどり着けない境地はあると思う。
ラストシーンのうれしそうに指揮をとるフレッチャー(鬼教師のほう)の顔は本当に狂気だったし、それに立ち向かう主人公ニーマンも狂気だった。
この映画は本当に共感できるところが多くて、
英語で最も有害な言葉はGoodJobだとか
ジャズは死んだ〜スタバに置いてあるCDがそれを証明してる
みたいなセリフとか本当にそうだと思う。
マイルス、ザッパ彼らは絶対メンバーの演奏に馴れ合いのGood Jobは言わなかっただろうし、コルトレーンもパーカーも自分の演奏に上出来だと思ったことはないと思う。
ビジネスでだけ成功して音楽的には大したことをしてない人にはきっとわからないと思う。
こんな教師いたら訴えられるとかそんなのはナンセンス。
久々のあたり映画だと思う。